2011年 01月 26日
贅沢な織り |
今の織り。
経糸が、アルパカの糸。
からまって、からまって、やっとの思いで、糸をかけた。
糸がかかった機の美しいこと。
うっとりと眺めてしまう。
孫のみぃ~ちゃん、3歳。
この糸を、そうっとそうっと触ってみている。
「気持ちがいいでしょ。アルパカっていう糸んなんだよ」
って、教える。
3歳の子供のかわいい手で、もう一度、糸をなでている。
緯糸は、手紡ぎのウール。
羊本来の糸の混じり糸。
オフホワイト・薄茶・濃い茶・こげ茶の混じり。
細いところもあるし、ふわふわのところもある。
丁寧に一段ずつ織っていく。
絡まるので、経糸の面倒を、しょっちゅう見てやらないといけない。
なかなか、めんどうな糸の組み合わせだけれども、
ゆっくりゆっくり織っている。
そう、たった1,5メートルのために、ゆっくりゆっくり織っている。
ある意味、めちゃくちゃ贅沢な織り。
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by kinotable
| 2011-01-26 08:55
| 織り