2011年 06月 13日
バッグの織りとガーゼの織り |

バッグをお買い上げのみなさまへ
本日 6月13日(月)午後 広島より発送いたしました。
今しばらく、お待ちください。

次は、織った布を使ってのバッグ作りです。
今流行りの「裂き織り」のバッグがあります。
これは、布を裂いて「糸状」にしたものを、織って作る布です。
なかなか、味わいがあっておもしろいと思います。
裂いた布を使うので、強度もあります。
布が糸に変化したものを、また、再び布にする、という面白さがあります。
これが、裂き織りの最大の特徴だと思っています。
ただ、ひとつの難点があるような気がします。
重い、ということです。
いろいろな裂き織りのバッグを見ましたが、
どれも、持った時に、重いのです。
50歳を過ぎると、持ち歩くモノの重さ、これが非常に気になります。
軽い裂き織りができたらと思っていますが、
まだ、こちらの方は、しばらく研究しないといけません。
ということで、糸を使ってバッグ用の布を織り、
それを使って、「軽い」バッグを作りたい、
それが、今のわたしの思いです。
どうなる事やら・・・と思いますが、いろいろ工夫して作ってみたいと思っています。

そして、機(はた)に糸の準備も進めています。
今回は、ガーゼのような手ぬぐい作りです。
これから暑い夏場、さらっとした大判のハンカチが欲しいと思いました。
まずは、肌ざわりです。
オーガニックコットンの細い細い糸を使って、
ガーゼのように、ちょっとスカスカしたような織りを織ってみたいと思っています。
と、思いはよかったのですが・・・
機に糸を巻き取る準備、「キレ」そうになったっ!!!
とにかく、
糸がからまるんです。糸と糸が、団子状態になって、からまるんです。
それを、一本一本丁寧にほぐしながら、糸の準備をしますが・・・
普通ならば、1時間程度で終わる予定の、糸の巻き取りの準備が、
なんと、二日間かかりました・・・
途中、何回、もうこんな織りはやめてしまおうかっ(怒)って思いました。
でも、でも、でも、
それじゃあ負け犬になりそうな気がして・・・
最後は、意地と根性! これのみでがんばりました。
昨日、雨の中、機の用意を少ししました。
まだ、終了していません。
今日は、バッグの発送の合間に、機の準備をするつもりです。
次の悪い予感がします・・・
あれだけ、からまった糸です。
弱くて、絡みやすくて、細い糸です。
次は、プツンプツン、切れそうな気がします・・・
糸が切れるのは、辛抱強く、ひとつひとつ、つないで織り続けるしかありません。
が、こちらが「キレる」のは、どうやって収めればいいのでしょうか・・・
「切れないように」 そして、「キレないように」祈るばかりです。
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by kinotable
| 2011-06-13 09:26
| 織り